ゆりログ

○1988年生まれ○夫、娘と3人暮らし。〜のんびりマイペースに資産形成しながら幸せな暮らしを目指す主婦ブログ〜看護師だけど無理な頑張りに気づいた人生の羅針盤改革中。

何もしなくても体重が減ってた理由

 

もう今から10年も前のこと

学生を卒業して働き始めてすぐ

食べることをストレスのはけ口にしていたところがありました。

 

 

夜勤があった日なんて、夜中の休憩時間にお菓子やおにぎりを食べてしまうし

夜勤明けはさらに感覚がまひしていくらでも食べれると思う勢い。笑

 

 

そういうときって自制心も効かなくなってるので、本当に食べたいだけ食べてしまう。

 

食べる行為に意味はなくて、ただ胃に詰め込む作業。

これでもし吐いていたら、、

今思えば過食症の一歩手前のレベルだったと思います。

 

 

そんな生活を続けていたから

新社会人になってから

人生で最も重い体になっていました。

 

 

 

今ではその生活を自ら脱出することに成功しました。

まず、自分の生活をまともに送れる職場に転職をしました。

朝起きて、夜は眠る。

休みの日は好きに過ごせるようオンとオフを使い分ける。

食べたい時に食べたい物を食べる。

その生活を続けていただけで

5kgくらい、何もしなくても

自然に体重が落ちていきました。

 

 

当時は

私生活でも痩せようとか、キレイになろうとかの努力までの余裕が持てず

いつも女子とはかけ離れた身なり。

 

すっぴんは当たり前

髪型はいつも手入れがいらないショート

ほぼ寝起きで出勤

朝はぎりぎりまで寝ていたい

休日は課題や睡眠で終わる、、

とても20代前半の女子とは思えませんよね(泣)

 

でも

それだけ仕事が大変で、その時は本当に必死でした。

 

24時間、食べる、寝る、仕事するだけの毎日

が、私にとっての精一杯の時間の使い方。

 

 

振り返ると

あぁ、あの時は自分で自分の体に鞭を打って

頑張っていたんだなぁ

としみじみ思うのです。

 

 

あとから気づいたんですけど

私の性格は問題だらけで‥

 

周囲に本当の気持ちとかを素直にさらけ出せない

→これを言ったらどう思われるか、そればかり気にして会話をする

 

本当はキャパを超えてるのに助けを請えない→みんなを困らせたくない

 

周りの声をいつも気にする

→悪口陰口を言われていないか、私は周りからどう見られているか常に気になる

 

 

命に関わる過酷な現場で

夜勤交代があって、協調性を必要とする仕事にはこれでは向いてないって

他人でも明らかにわかります。

 

 

 

しかも、私はたぶん

一般的に人より体力とか集中力が長時間もたないタイプで‥

 

それなのに時間を区切って、自分の裁量でまわすためにうまくやらなくちゃ

周りのみんなの為に率先してやらなくちゃ

ミスは絶対起こさないぞ

 

なんて、いつも強迫観念みたいに

〜しなくちゃいけない

〜じゃなくちゃだめだ

いつもいい子でいなくてはいけない

やりたくないけどやりたい、知りたいと思わないといけない

 

そう心を張り詰めて言い聞かせることで

なんとか乗り切っていたのだろうと思います。

 

 

どんなに悲惨な状況下でも

当事者にとっては、それが当たり前になっていて、正常なのか異常なのかも

わからないものですが

 

 

あとから

あの時はこうだったなって

気付けることが多いのです。

 

向き不向きはあるんだなって

そこで始めて気付ける。

 

私達の教育文化は小さな頃からできないことをできるように頑張りなさい的な

風潮があって

できるようになると大人から褒められるから

いつの間にか頑張るように仕向けられてるだけで

 

 

人には適正があって

ある人にとっては簡単にできてしまうことも、またある人にとってはとってもややこしく無理難題だったりします。

 

うちで例えると

私は料理が苦手で時間も労力もすごくかかるのに対し、夫は今冷蔵庫にある材料だけで、思い付きで要領良くぱっぱと作れてしまう。

 

 

 

私達の本当は

やれることを頑張る、そして続けること

それだけで十分、立派なことと思います。

 

 

頑張ってもどうしようもない

自分には向いてないことは必ずでてくると思うのですが

その時に正しく適正を見極める目も大事だなと。

人生、できないことはできないと開き直ることも時には必要です。

 

 

もしも、無理強いして身も心も荒んでしまう前に、、

 

 

そこに気付けることができれば過去の話に変わり、いつか笑える日がきます。

 

 

 

気づけたなら、それで良いんですよね。

その当時はこうだったと

今の自分がしっかり受け止めてあげる。

 

二度とそこには戻らないように

自分を大切にしようと思えればそれで。

 


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