ゆりログ

○1988年生まれ○夫、娘と3人暮らし。〜のんびりマイペースに資産形成しながら幸せな暮らしを目指す主婦ブログ〜看護師だけど無理な頑張りに気づいた人生の羅針盤改革中。

悩みの種の解消法

 

独身時代、実は仕事で悩んでいたときの話

辞めるか辞めないかの瀬戸際で

私は、精神的に追い詰められていて

それが家族にも伝わったのか、

精神科へ受診を勧められました。

 

 

そこのお医者さんなら

優しいおじいちゃん先生だから

話もちゃんと聞いてくれるし

一回行ってみては?と。

 

 

人生ではじめての精神科への道はとても緊張して

私、精神病になるなのか、、、

ってな具合で、

半信半疑、受診を試みました。

 

 

予約して行き、待合室からその時間にすぐ呼び出されました。 

中では言っていた通りの

白髪で優しそうなおじいちゃん先生が待っていました。

 

 

仕事の悩みを打ち明けて、相談し始めると

突然意に反して涙がとまらなくなり

嗚咽で話すのもやっとのこと。

 

 

あぁ、私が人前で泣くなんて‥

でも自分の意思とは反対に

涙がポロポロ溢れてとまりません。

 

 

 

頭が心に追いつかなくて歯止めがきかなくなっているんだなと

 

心の意思と体の生理反応がお互い噛み合わなくなるほどに

まひしていたんだと

 

 

そこで、思い知るのでした。

人って強そうに見えて、実は脆いです。

 

 

おじいちゃん先生は私の悩みを一通り聞くと

 

看護師という職業はなぁ

誰にでもなれるもんじゃないんだよ

 

厳しい養成と訓練を乗り受けて

それも乗り越えられた人だけが唯一

国からこの仕事に就いていいよって合格がもらえないと働けない職種なんだ。

 

逆を言えば、この職種で働くことを国から許された者だけなんだよ。

 

いろいろ辛くて大変なことはわかる。

辞めるか辞めないかは

ゆっくり決断したら良い。

 

と、そのままの言葉が身に沁みました。

 

 

その後、私は尚も悩みながらでしたが

1年は続けることができました。

 

あの時の言葉はたぶん一生忘れられないだろうと思います。

 

たぶん、あの時の言葉がなかったら

私はさらに闇に放り出されて

自暴自棄にやけになって

すぐに辞めていたことだろうと

思います。